知っておきたい美白成分の事

何となく使っている方も多いであろう「美白成分」という単語ですが、
これには実はちゃんとした定義が存在します。

 

「美白」と「皮膚を白くする事」は違う

厚労省の定義では、

 

・メラニン色素を作る過程にアプローチして、メラニン色素の生成をブロックする作用
・生じてしまったメラニン色素を還元する作用
・メラニン色素を含有する不要な角質の排除を促進する作用

 

の最低1つは持っていなければ「美白成分」とは呼べない事になっています。
つまりは「メラニン色素作り」「メラニンの破壊」「メラニンの排除」
のいずれかにアプローチする成分という事ですね。

 

ですから「美白」と「皮膚を白くする事」では、意味が異なるのです。

 

「結果的に皮膚が白くなる」事はあるのかもしれませんが、
上記のいずれの作用も無い成分に対して「美白成分」という表現を使うと、
薬事法を破る事になる可能性が高いです。

 

開発会社が商品に関して「美白作用」や「ホワイトニング作用」などの表現を使う際には、
より具体性のある表現(日焼けが原因のソバカス・シミを防止する、など)が欠かせません。

 

とにかく、メラニンと関わりのないものは美白ではないのです。

 

一例として、人には元来の皮膚の色がありますが、
これはメラニンとは関わりがありません。

 

繰り返しになりますが「元来の皮膚の色よりも白くなる」成分であっても、
「メラニンに関係していない」のであれば、それは美白成分には該当しないのです。

 

ちなみに「美白」という言葉を使えるのは医薬品に対してのみであり、
化粧品などに対して「美白」という言葉は使えない決まりになっています。

 

厚労省が承認している美白成分

厚労省承認済みの美白成分は、だんだん増加していますが、
良く使われているのは、20種程度です。

 

・ハイドロキノン
・マグノリグナン
・ルシノール(4-n-ブチルレゾルシノール)
・プラセンタ抽出液
・コウジ酸
・アルブチン
・ビタミンC誘導体
・ニコチン酸アミド
・4-メトキシサリチル酸カリウム塩(4MSK)
・エラグ酸
・リノール酸
・トラネキサム酸

 

等です。美白作用が期待されている成分は数あれど、
その100パーセントが厚労省に承認されているわけではありません。

 

上記の成分は、メラニン色素に力強く働きかけてくれますが、
その分皮膚トラブルを引き起こす事もあるので、気を付けて使いましょう。

 

ちなみに、上記の成分を化粧品に入れること自体は可能です。
ただ「美白」という表現を使う事は、美白成分が入っていたとしてもやはり出来ません。
ですから、化粧品の場合の美白成分は成分表示をチェックして探すより他ありません。

 

そして、実は医薬部外品とは違い、化粧品には成分の含有量に関する規則が存在しません。
ですから、中には医薬部外品よりも含有量が多く、効き目が強いものも存在します。
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